Python環境のアップデート
2年も放ったらかしにしていたので、いろいろバージョンが古くなってしまいました。
あれこれアップデートすることにしました。
Atomエディタのアップデート
今どきアプリケーションが自分で更新してくれるだろうということで、最初にAtomエディタの更新を片付けることにしました。ところがAtom自体の「check for update」がエラーとなってアップデートできません。原因究明も面倒くさいので、最新版をダウンロードして、アプリケーションのファイルを入れ替えました。
今までは見栄をはって英語メニューのままで使ってましたが、この際、テキストエディタ「Atom」のインストール・日本語化と設定しておくと便利な機能|おふとんしてたらまたねてたに従って日本語化とおすすめされているパッケージの導入を行いました。
Pythonのアップデート
Homebrew, pip, pyenvの違い
今までPython3をpython.orgのインストーラーを使って直接インストールしていました。
どうも、世間ではMacの場合、Homebrewを使ってPythonのパッケージをインストールし、pipなどでPython世界のライブラリ・パッケージなどをインストールとするやり方をとるのが一般的なようです。Homebrewとpipやその他のpyenvなどのツールの違いがわからなくて、あれこれ調べた結果、下記の整理で納得しました。
- Homebrew
- pyenv
- pip
上から下に行くに従って小さい世界になっていくイメージ(下のものが上に含まれる)でしょうか。
他に、プロジェクトごとのライブラリ管理を行うためのvenvというものもあるようですが、これはまた後で考えることにします。
Homebrew, pyenv, pythonのインストール
Web上のドキュメントを検索しつつ、インストールを進めました。主に参考にさせてもらったのは、画面レイアウトの見やすさも含め一番わかりやすく感じたMacにPythonをインストールする3つの方法!それぞれの利点と手順を紹介|Kredo Blogです。
Homebrewのインストール
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- Homebrewの公式ページからスクリプトをコピペして実行。
- 「MacOSのバージョンが古いので先々エラーが出るだろう」とか「CLIを使うにはJDKインストールが必要」などといろいろ面倒くさいことを言われましたが、どうしようもないので無視しました。
- 特に困ることもなく終了。
$ brew -v Homebrew 3.2.1
- pyenvのインストール
- インストール自体はHomebrewを使ってすんなり行きました。
$ brew install pyenv $ pyenv -v pyenv 2.0.3
$ git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv
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- 続いて.bash_profileの編集。viでファイルを編集したところエラーが出るので、下記コマンドで追加しました。
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$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile $ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
Python最新版のインストール
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- インストール可能なPythonのバージョンを確認。
$ pyenv install --list
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- 開発版以外の最新バージョンは3.9.6みたいなので、これをインストール。
$ pyenv install 3.9.6 $ pyenv versions * system (set by /Users/medihen/.pyenv/version) 3.9.6
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- ところが、参照・実行されるpython, python3が古いパスのファイルのままで最新版に変わりません。
- pythonのバージョンが切り替わらない - Qiitaを参照して、下記の1行を.bash_profileに追加したところ、インストールした最新版が参照されるようになりました。
- ところが、参照・実行されるpython, python3が古いパスのファイルのままで最新版に変わりません。
export PATH="$PYENV_ROOT/shims:$PATH"