ダニエル・クレイグ版007最終作 No Time To Die
今週のできごと
今週は、ダニエル・クレイグ版007の最終作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を映画館で見てきました。
ダニエル・クレイグ版の007は、甘さ控えめ・コミカルシーン無しのシリアス・アクション中心の演出を気に入って、第1作『カジノ・ロワイヤル』以降すべて映画館で見ています。一番好きなのは、緊張感と華やかさのバランスがいい『カジノ・ロワイヤル』。あまり評判が良くないと言われる『慰めの報酬』も、前作でヒロインを失ったボンドの怒りと悲しみにフォーカスしたシンプルさが結構気に入っています。
今回の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』はどうかといいますと、微妙、というのが見終わっての感想です。
007シリーズは、世界の観光名所を舞台にした途中のアクションはいいのに、終盤に悪役の秘密基地(当然セット)が出てくると途端に安っぽい雰囲気になるというのが弱点だと思っています。かなり頑張ってはいるものの、今回もこの秘密基地の罠にハマってしまっているのが残念。
007では大事な役柄である悪役は『ボヘミアン・ラプソディ』で活躍したラミ・マレックが演じています。ところが、ボンドと悪役のどちらを中心に据えるかがどちらつかずになってしまい、ラミ・マレックも活きなければ、最終作となるダニエル・クレイグ(ボンド)のエピソードも中途半端ということになってしまっているように感じました。
また、MI6サイドに新しいメンバーを加わっているのも時代の移り変わりの雰囲気が出ていていいのですが、最後にボンドとの別れのために全員集合となるのも、どうも安っぽい感じでした。ここは、Mだけのシーンとしたほうが締まったように思いました。
秘密基地に潜入するところまでは、緊張感や華やかさのあるアクションシーンの連続で楽しめたのに、終盤がどうも……ということでちょっと残念なことになったような気がします
ダニエル・クレイグ版はこれが最終作ということですが、007シリーズ自体はまた製作されるでしょうから、今度はどんなボンドが登場するか楽しみです。
週末プロジェクトの記録
人工無脳プログラムの設計
- 「元気が出る会話」とは何か決める
- 「元気が出る会話」のパターン(その2) - 週末文書で会話のタイプを分類分けし通り、当面開発の対象とするのは以下2タイプです。
- とにかく肯定的なあいづちを返すタイプ
- 何かしら気晴らしを提供するタイプ
- 1.の「相づち」タイプはTwitter Botを作りましたが、どうもレギュレーションに引っかかるようですのでお蔵入りしました。後日、LINE Bot化も考えようと思います。
- 当面は、2.の「気晴らし」タイプとして、「詩を作るプログラム」に取り組んでいます。
- 「元気が出る会話」のパターン(その2) - 週末文書で会話のタイプを分類分けし通り、当面開発の対象とするのは以下2タイプです。
- 人工無脳の実装方式を決める
- 作成した「詩を作るプログラム」の出力が日本語としてあまりに不自然なため、句構造規則を導入してみることを考えています。
人工無脳プログラムの開発
- プログラミング環境を整える
- プログラミングを学ぶ
- Pythonプログラミング一般:Python公式HPのPython チュートリアル — Python 3.9.4 ドキュメントを読んでいます。「9. クラス」の読み込み中。
- プログラムを設計・開発する
- 記録された句構造規則データを使用する機能を「詩を作るプログラム」本体に追加するのが次のステップです。
- 今週は映画を見に行ったりして時間がとれず、ほぼ進捗がありませんでした。