冬のお風呂

今週のお題「冬の楽しみ」

自分にとって冬のお楽しみというと、お風呂ですね。別に特段凝ったことをするわけでもない、自宅の、普通のお風呂。

私は風呂は、体と髪を洗ってから風呂桶に浸かります。冬は洗い場も冷えていますから、洗っている間は寒い。そこを我慢して体を洗いつつ、お湯を体にかけてお風呂に浸かる態勢を整えていきます。

体と髪を洗った後、おもむろに湯船に体を浸します。湯船に体を入れる動作はあまり意識していませんが、若い頃よりはゆっくりになっているのでしょう。いずれにせよ、お湯に体が入っていく数秒は足を滑らさないように注意を集中していて、それ以外に頭が働いていません。今後、体の機敏さをどんどん失っていくことを考えると、この動作の数秒はさらに慎重になった方がいいのかもしれません。

湯船の底に座って体を落ち着け肩まで完全にお湯に浸かると、そこからが至福の時間です。お湯の温度に体が馴染むまでの時間は、二、三十秒くらいなのでしょうか。よく、お風呂に浸かるシーンで「あー」とか言った声が無意識に出てしまう瞬間ですね。その間はリラックスしてお湯を受け入れる以外のことを考える余裕もないし、何か考える必要もない時間。この何も考えない時間は多幸感というか、大袈裟に言えばエクスタシーのようなものをただ感じていればいい最高の時間です。夏の入浴では気温とお湯の温度に大きな差が無いせいか、この幸福感は冬の入浴の方が強いような気がします。

お湯の温度に体が馴染んできた後は、じんわり体の芯が温まっていくのを感じる時間になります。この状態になると、あれこれその日の出来事が頭に浮かんだりします。ただ、ふとした拍子に段々と体の奥の方に熱が伝わっていくのを感じるような瞬間があって、それにまたなんとも言えない心地よさを感じます。

自宅の湯船ですと大きさも限られますから、ぼーっとしているうちに、肩やなんやがお湯の外に出ている時があります。その部分は温度が下がったぬるさを感じますが、そこをまたお湯につけると、再び体が温まる幸福感を感じることができます。この、ただ体が温まる感じを感じればそれでいい、それ以外に何も考える必要がないというのがお風呂の幸せでは無いでしょうか。

そうしたことを何度か繰り返しているうちに、体全体がすっかり温まって少し暑いかなという感じになってきます。温泉などに行った時には、そこで腰を据えてからさらに体の芯の芯まで温まるまで浸かることになります。しかしこの状態になると、私の場合どうも「我慢」という感覚が強くなってきてしまいます。この我慢の感覚もじっくりお湯に向き合うということでは悪くは無いのですが、自宅での入浴の場合はそこまで時間をかけて浸かっていることは少ないです。

概ね体の全体が温まり外に出ても寒さを感じないくらいになれば、日常の入浴としてはそこでおしまい。後は寝るだけというわけですが、そうなるとすでに頭の中には翌日のことが浮かび始めてしまい、至福の時間も終了というわけです。

1月3日、新宿末廣亭・正月初席へ

昨年息子が結婚して家を出たので、今年からは夫婦二人の静かなお正月です。それでも元旦は、私の両親と娘一家の四世代夕食会で楽しく過ごしましたが、二日以降は本当に静かな家の中となりました。

1月3日は、妻と一緒に新宿末廣亭の正月初席に行ってきました。お目当ては第二部の主任(トリ)の神田松鯉師匠です。松鯉師匠は人間国宝の名人ですが、私が初めて寄席に行った新春の席で「出世の春駒」を聞かせていただき、大変春らしい目出度い気分を味あわせてくださった方です。

さて、今回は席を前売り指定で買っていたので、まずのんびりと新宿の花園神社に初詣に行きまして、そこからすぐの末廣亭に行きました。寄席は基本は前売り無し・座席指定なしの先着順。人気の演者が出るときくらいしか前売りがありません。でも、当日券を買うのに並ぶのは真冬や真夏はつらいんですよね。演芸のチケット販売には難しさもあると思いますが、屋外に並ばないで買えるといいんだけどな、というのは余談。

さて、正月初席というのは、演者の顔見せと言うこともあってか普段より出演者が多く、一席の時間も短い(10分→6分)とのこと。このせいもあってか、季節ネタ・時事ネタを絡めた近況報告のようなネタの出演者が多かったです。

  • 番組出だしの漫才、 おせつときょうた。干支を題材にした正月らしいのんびりした笑いでスタート。
  • その次に登場の講談・ 神田陽子は、オペラ講談「椿姫」で一気にテンションアップ。講談ってこういう文学名作ネタも有りなのかとちょっとびっくり。
  • 中入り前の三席は、NHKの『東西笑いの殿堂』の生中継が入ると言うことで、一人目の玉川太福の前に諸注意が入りました。笑い声と拍手を大きくお願いしたいということで客席も練習させられて、なんだか鬱陶しいことになったぞと思ったものの、それまでまったり雰囲気だった客席のテンションが上がってかえってよかったかもしれません。
  • 生中継の一席目、浪曲玉川太福は、現代の二人の男が弁当を食べるだけと言うネタ。弁当を食べるだけなのに、朗々とした語りがドラマチックでもありユーモラスでもあってたいへん楽しく、「今回はここまでにて〜」という「置き」のタイミングも秀逸で、今回の寄席で一番楽しめました。
  • 生中継二席目はマジックの 山上兄弟。以前にも末廣亭で拝見したことがありますが、その際は、兄弟の片方が欠席で、コンビなのに一人だけで演じるというちょっと苦しい状況でした。今回はコンビ揃っての出演で安心して(?)楽しめました。
  • 中トリ、生中継三席目は三遊亭小遊三師匠。古典落語東海道・鈴ヶ森の駕籠かき(雲助)が客を掴もうと酔っ払いに声をかけたら同じ話を三度聞かされることになったという話で、「蜘蛛駕籠」という演目を今回の高座の持ち時間に合わせて前半だけにカットしたもののようでした。ただ、その同じ話3回の繰り返しの芸がおかしくて、最後は大笑いしました。
  • 中入り後。三笑亭夢丸)は番頭さんと小僧さんが互いに隠れて煮豆をつまみ食いする「味噌豆」の後半を取り出したと思しき話。今回の寄席では、何人かの落語家の方が小学生や幼稚園児の落語教室で子供に食べ物を食べる仕草を見せた話をされていましたが、夢丸さんの豆を食べている姿も美味しそうでお腹が減ってきました。
  • 藤本芝裕は三味線と歌。「村まつり」の歌のドンドンヒャララのドンドンとヒャララをそれぞれが歌うように客席を二つに分ける客席参加の演目がインタラクティブで楽しかったです。
  • 立川談幸の落語。ハイテンポの喋りが心地よくてずっとニヤニヤ聞いていて、終わったところで良かったぁ〜と思ったのはありありと思い出せるのに、話の中身が全く記憶に残っていません。こういうこともあるんだなぁ。
  • トリの前、膝がわりはマグナム小林のヴァイオリン漫談。タップダンスを踊りながらのヴァイオリンに客席が大受けでした。
  • そして、トリの神田松鯉師匠。話はワルの魅力・河内山宗俊が活躍(?)する「天保六花撰~玉子の強請」。河内山の役目である江戸城勤めの御数寄屋坊主は大名旗本にお茶の振る舞いをする立場というのですから、今で言えばVIP御用達の会員制高級クラブの支配人のようなイメージでしょうか。礼儀作法に精通し、しかもVIPの裏事情まで抑えるという硬軟・清濁を併せ持った通人という、日本のドラマでは古典的なダークヒーロー像ですね。この河内山宗俊が、りゅうとした身なりでパワハラ商人の店に現れ、玉子を使った(ちょっとせこい)トリックで懲らしめる、という話。この話は松鯉師匠の弟子である神田伯山が演じる一席も聞いたことがあり、聞くのは2回目ですあんまり正月っぽい話ではないなと思いましたけど、。松鯉師匠の河内山が声を荒げることが一切ない、まさにザ・インテリヤクザという雰囲気で格好良かったので満足しました。

2025年 超個人的10大ニュース

この歳になるとそうそう新しいことも起きないわけで、ここ数年は大したイベントもなく淡々と過ごしてきました。ところが今年2025年は、その「そうそう起きない」ような出来事があれこれありました。

今年最後のブログ更新では、超個人的10大ニュースで、身の回りレベルでいろいろ起きた今年を振り返ろうと思います。

第1位 長男結婚す

今年30歳になった息子が、この五月に結婚しました。家族が増えるというのは滅多にないことなので、やはりこれが一番大きな出来事でしょう。とは言え、お相手は10年前からのお付き合いの同級生で親の我々も昔から見知っている方な上、今時らしく結婚披露宴もやっていないので、衝撃度が少ないというかビッグイベント感があまりありませんでした。

どちらかと言うと、結婚を期に同居していた息子が家を出たことで夫婦だけの暮らしになった、と言う変化の方が大きかったかもしれません。家族四人で暮らしていた家にとうとう二人だけと言うのは、なんだか寂しいものです。

第2位 二歳児入院

上の子供である娘には今年の秋に三歳になった女の子がいます。我々夫婦にとっては初孫というやつで、近所で暮らしていることもあって可愛い限りです。その可愛い初孫ちゃんが、まだ二歳だった今年の四月に一週間ちょっと入院してしまいました。とにかく可哀想だったのは、入院先が親の付き添い宿泊禁止だったこと。まだ毎晩母親と一緒の布団で寝ているおチビさんがいきなり母親から引き離され、独りきりで過ごして寝ないといけないというのですから、この入院体験がトラウマにでもなってしまうのではないかと心配になってしまいました。

しかし、子供というのは強いものです。最初の晩は多少グズったらしいですが、二晩目からは手を煩わせず、病院食も毎回完食して看護師さん等を感心させたということでした。これは大物なのかもしれない、と思ったのはジジバカというやつでしょうね。

第3位 ボストン再訪

このブログでも記事にしましたが、今年の八月終わりに、 30年ほど前に家族で暮らしていたボストンを再訪しました。この時期の旅行となったのは会社の夏休み取得期間中で一番安かったからなのですが、かなり暑くてまいりました。自分の体力の低下にもガックリですが、そもそもボストンは夏暑く冬寒いところで、紅葉の美しい10月あたりに行けたらよかったんだけどと思います。旅行自体は、事前に挙げていた行きたかったところに全て行けたので満足しましたし、この旅行自体が新しい思い出になったのでよかったですが。

第4位 人生二度目の窓際おじさんへ

今年の前半まで分不相応な役職についていて仕事のストレスが爆上がりでしたが、今年六月にその役職をお役御免となって体力的にも気分的にも随分楽になりました。こういう状態になるのは会社員人生で二度目です。もう再び前面に出ることもなさそうなので、あとは定年まで裏方としての仕事を全うしようと思っています。

第5位 旧MacBook AirLinux

仕事に余裕が出たので趣味を充実させようと考えて、最初に取り組んだのがパソコン環境の整備です。実際にやったのは、2011年に購入したMacbook AirLinux化。これに取り組んだ時期は仕事が楽になってホッとした頃だったので力が入り、この件で3本ブログ記事を書いてしまいました。

第6位 新MacBook AIr購入

長年の愛機をLinux化で仕立て直したのも束の間、メモリーの少なさに音を上げ、結局新しいMacBook AIrを購入しました。新しいMacbookは、開きたいだけタブやウィンドウを開いてもビクともせず、ワークスペース間移動や日本語変換といった日常動作もキビキビ。画面の発色も美しく、操作しているだけでQOLが上がるような気がしています。

第7位 Obsidian利用開始

パソコンでQOLが上がったと言えば、今年はObsidianをエディタとして利用するようになって文章書きが大変楽になりました。私は単純に文章書き用のエディタとして使っているだけですが、今の自分には理想的な道具です。パソコンを買い替えて性能に余裕が出たおかげで、見た目を変えるようなプラグインも躊躇せずに導入できるようになって画面も美しくなり、ますます文章作成が楽しくなりました。

第8位 日記開始

昔から日記を書くということに憧れがありました。別に書き始めればいいだけなわけですが、何を書くのかという大きな問題を筆頭にして、どうも日々の慌ただしい生活の中ですんなり習慣化できるイメージがなくて始めることなくこの歳まで来てしまいました。それをこの8月に突然書き始めて、年末まで毎日続いています。今のところ、毎日ポツポツ似たようなことを書いているだけで、振り返ったりもしていません。このまま書き続けてどうなるのかよくわかりませんが、まずは続けてみようと思っています。

第9I位 GQuuuuuuX

今年の4月から6月はまだ仕事も忙しかったのですが、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』を毎週見てしまいました。TVアニメを放映中毎回見たというのは、思い出してみると、なんと『機動戦士ガンダムΖΖ』以来の40年振り⁉︎ でびっくりです。

第10位 ブログ名変更&再開

読書ブログと雑記ブログを仕事が楽になったタイミングで復活させました。再開後、読書ブログは月一本、雑記ブログは週一本書くことを目標にしていました。しかし、この目標は達成できなくて、雑記ブログは一ヶ月ほど休みを挟んでなんとか再開、読書ブログの方は九月で更新ストップしてしまっています。来年の抱負となると、このブログの更新目標を達成することとなりそうです。

はてなブログTOPのおすすめブログに多い文体は?

ブログを書いているとき文体をどうしようか悩むことがあります。

ブログ文体の悩み

まずは、自分が書きやすい文体で書けばいいんだろうとは思うんですよね。ところが、どういう文体なら記事が書きやすいのか、自分でもよくわかっていません。これが悩みの始まりです。

それに、一応公開している文章あるからには、読んだ人に良い印象を与えるようにしたいという色気もあります。拝見しているブログには、文章が上手いなぁと感じることがよくあります。好印象のブログに限って融通無碍な軽やかな文体で、憧れちゃうんですよね。

世のおすすめは「ですます調」

今年、ブログを再開するにあたってブログの文体について検索してみました。世の中には、新しくブログを始めようとする人向けにブログの書き方を解説したWeb記事がたくさんあります。そういう解説記事の多くでは「ですます調(敬体)」が勧められていました。

ブログの文体は、読みやすさ親しみやすさが重要で、==「です・ます調」で統一し、1文を短く(40〜60文字目安)、専門用語を避け、箇条書きや画像で装飾し、読者目線で分かりやすく伝えるのがコツ==です。

というのが、「ブログの文体」でGoogle検索したときの「AIによる概要」です。まあ、それはそうかなー、という感じですね。

以前のブログ記事では、なんとなく「常体(だ・である調というやつ)」で書いていました。でも、〜だ、とか、〜である、といった完全に断定的な語尾はどうも自分にはしっくりこず、ついつい体言止めや疑問形の語尾を多用していました。読み返してみると、この語尾の揺れがひどすぎてどうもよろしくないようです。

そこで、今回のブログ再開にあたっては、世のおすすめに従い、文体を常体(だ・である調)から常体(ですます調)に変えてみました。

はてなブログTOPのおすすめブログに多い文体は?

で、しばらく「ですます調」で記事を書いてきたのですが、最近、自分が気に入ったブログの文体は「だ・である調」の方が多いような気がしてきました。本当にブログの文体は「ですます調」がいいのでしょうか。

その疑問への答えになるのかどうかがわかりませんが、客観的な視点で評価されているブログの文体はどうなっているのか、はてなブログTOPページの先頭に毎日掲載されている「おすすめブログ」の文体を調べてみました。

50件ほどの「おすすめブログ」の文体を調べてみた結果は……

  • ですます調(敬体):32%
  • だ・である調(常体):55%
  • 定まった文体無し:13%

思ったより「ですます調」は少なかったです。

ただし「だ・である調」が多いといっても、冒頭だけですます調にしてあったり、断定的な文末が続かないよう体現止めを使ったりという工夫をされているブログが多かったです。そうした工夫の上で「ブログの文体はですます調が良い」とは言えないんじゃないかな、というのが結論です。

しかし、この「工夫」というのが難しいわけですよね。こういう「工夫」を素人考えであれこれやって良い結果が得られるようにも思いません。文章を良くする基本は、文書をたくさん読み、たくさん書くということでしょうから、当分の間は悩みながら記事を書き続けるしかないか、というところです。

トラックパッドをタップで使う

最近、MacBookトラックパッド(普通のPCではタッチパッドですかね)を「タップでクリック」に設定して使っています。

「タップでクリック」というのは、クリックの際、普通はトラックパッドを押し込むことでクリックになるところをトラックパッドを指一本でタッチする動作で行うことです。

「タップでクリック」にしたきっかけ

この設定で使うようになったのは、古い14年物MacBook AirLinux化して復活させた時からです。何せハードウェアが古いもので、機械的な部分が摩耗したりして故障すると面倒です。気になったのは、ディスプレイ(蓋)のヒンジとか、キーボード(特にカナ漢字変換してきたスペースバー)あたりですが、トラックパッドのクリック機構についても不安になりました。

マウスクリックと同じことですので、マシンを使うたびにトラックパッドをカチカチ、カチカチと押すことになります。もちろんメーカー側でも耐久性を相当意識して作っているのだとは思います。しかし、通常想定される使用期間を超えて10年以上使っているわけですので、毎回トラックパッドをカチカチやっていると、どこかすり減ってきたりして突然壊れるのではないかというところが段々と不安になってきました。そこで考えたのが「タップでクリック」。この設定で使えばトラックパッド機械的機構は使わないのでより長持ちするのは?と考えたわけです。

で、古いMacBook Airをelementary OSでLinux化した時に「タップでクリック」に設定しました。ハードウェアメーカー(つまりApple)提供のものとは異なるOSを使うわけでなので、トラックパッドの感度がおかしくなるのではないかという気もしたのですが、全く問題なし。その点はかえって拍子抜けするくらい問題なく使えました。

「タップでクリック」のいいところ

それで、「タップをクリック」で使ってきての感想です。当初は、トラックパッド機械的な部分への負担軽減のため、この設定で使い始めたわけです。ところが、実際に使い慣れてみると、使用感の楽ちんさとスムーズさに、この設定無しではいられなくなってしまいました。先日購入したMacBook Air M4でも、引き続きこの設定にして使っています。

指に無駄な力が入らない

まず、指に無駄な力を入れなくなって操作が楽になりました。「タップでクリック」にしてから分かったんですが、自分は不器用なせいか、トラックパッドをクリックするときもどうも無駄に力が入っていたようなんですよね。それがそっとタップするだけになって力を入れないようになり、指の疲れが大きく減ったようです。

操作の流れが途切れない

また、操作のスムース感も増しました。そもそもトラックパッドでは、カーソル移動時やウィンドウのスクロール時など、大体の操作ではパッドの上を指を滑らせることで操作しています。それをクリックの時だけ押し下げる操作が入って操作の流れが途切れる感じがありました。ところが「タップでクリック」にしたおかげで、クリックの際も滑らせる指の動きの延長上で操作することができるようになり、操作の流れが感覚的に途切れなくなりました。

上手くいかないこと

ただ、根っからの不器用のせいか、タップでドラッグ操作をするのが上手くいかず、ドラッグの際は「カチカチ」が必要になってしまいます。「三本指でドラッグ」にすれば大丈夫なんですけど、三本指操作はワークスペース/アプリケーション操作に使いたいのでこの設定は使えません。このドラッグ操作もクリック無しでできるようにするか研究中です。

神楽坂〜かもめブックス〜東京日仏学院「レストラン ロワゾー・ドゥ・フランス」

神楽坂

11月の中旬の話なのですが、天気が良かったので午後から妻と神楽坂に散歩に行ってきました。しばらく前に妻が友人とランチに行って良かったと言っていたことと、先日のブラタモリで取り上げられていた影響です。

JRの黄色い電車で飯田橋駅まで行き、神楽坂側である西口で改札を出てびっくり。牛込見附跡の石垣周りも現代的に整備され、高層ビルも立ち並んでいて、こんなにスッキリしたところだっけと驚きました。

天気が良かったので神楽坂も結構な人出。

ブラブラと商店街の賑わいを眺めながら坂を登っていき、本多横丁(三年坂)を曲がって裏道に入って、ブラタモリでも紹介されていた日本料理店が立ち並ぶ路地・兵庫横丁のあたりを散策しました。

かもめブックス

その後、神楽坂通りに戻って、輸入雑貨の店でクリスマスツリーのオーナメントを買ったり和菓子屋でお饅頭を買ったりしながら坂を登って、かもめブックスへ。

かもめブックスは新しいタイプの本屋さんということで前から気になっていたのですが、ようやく訪問することができました。入り口側は道路脇も含めてカフェになっており、奥側が書店という構成で、一見したら本屋さんとわかりません。書棚も腰高のものを使って空間の広さを演出していたり、レジも雑多な道具類を隠してスッキリさせていたり、普通の本屋さんと違う、お洒落な雰囲気でした。そのお洒落な雰囲気に若干アウェイ感を感じつつも、せっかくなので2冊購入。買った本を捲りながらカフェでコーヒーを飲みたかったんですけど、今回は妻が行きたいお店があったので残念ながらパスとなりました。

そのあと、坂の一番上のAKOMEYA TOKYOで朝食用の振りかけを買ったりしたあと、裏道を通ってお濠の方へ降りることに。妻の目当ての東京日仏学院内のレストランに向かいました。途中、門前に警官が立っている豪邸があって何かと思いましたが、重文になっている最高裁判所長官公邸(旧馬場家牛込邸)でした。その向かいの高い石垣の上に立っている古い洋館はなかなかの規模の割に少々荒れた感じでなんなのでしょうか。

東京日仏学院 / レストラン ロワゾー・ドゥ・フランス

さて、その最高裁長官公邸から急坂を降ると、坂の途中に東京日仏学院があります。この日仏学院では、2024年に建物内にフレンチレストラン ロワゾー・ドゥ・フランスがオープンしています。このレストランのカフェタイムが妻のお目当てでした。

東京日仏会館というのは、「1952年創立のフランス政府公式の語学学校・文化センター」ということで、要するにフランス語学校ですね。学校といってもさすがフランスという感じで、日本の学校のイメージとはかなり異なる大変凝った、素敵な建物を使われています。校舎は2棟あり、1951年にル・コルビジェ師事の坂倉準三氏が設計した板倉棟と、南仏の村をイメージして藤本壮介氏が設計して2021年に完成した藤本棟があります。

板倉棟の塔(板倉の塔)は中に入ることができましので見学させていただきました。外見にはそっけなさを感じましたが、内側の空間は、今ではなかなか見ることができない粋なモダン・デザインで眼福でした。

レストランは、新館になる藤本棟の1階にあります。大きな窓から樹々の美しい庭を望めるカフェテラス席と奥側のゆったりしたダイニング席があり、今回はカフェタイムなので窓際に座らせていただきました。

カフェタイムのケーキセットで一息。コーヒーがヨーロッパ風の濃いめの味で、美味しくいただきました。プラスチックの二重構造のカップが印象的で、内側にコーヒーが浮かんでいるような不思議な感覚。調べてみるとbodumというデンマークのブランドです。値段もあまり高くないので、家でも欲しくなってしまいました。

さて、このレストラン、オープンしてからまだ1年なのでそれほど有名ではなく、穴場ではないかというのが妻の意見です。今回はカフェタイムでしたが、次回は夕食を食べに行きたいと思っています。

買っちゃったよ、MacBook Air M4

MacBook Air M4、買ってしまいました。

M4 と 2011 mid

愛着と限界

この6月から古いMacBook Air(2011 Mid)をelementary OSでLinux化して使ってきました。14年前の古兵ですが、ジョナサン・アイヴがデザインした筐体には今でも変わらない魅力を感じますし、キーボードやトラックパッドなどもすっかり手に馴染んでいます。インストールしたOSの使い勝手やマシンのスピードにも特に不満はありませんでした。愛着のあるマシンが14年経っても使えることがすごく嬉しくて、この夏はハッピーでした。

しかし、以前も書きましたが、4GBしかないメモリーがつらい。たとえば、Chromeで「艦これ」の画面を開き、攻略Wikiを別タブで開くともうそれが限界。さらに一枚攻略サイトを開くとメモリー不足でChromeがストップするというのが、メモリー4GBの世界なのです。

いつかは買うが、いつ買うか

それでもモノは使いようと考えていたのですが、もうすぐ15年経つマシンをいつまでも使うこともできないだろうなとは思っていました。それで、色気を出して、Apple Storeで現行機種であるM4版を触ってみたりしておりました。

ただ、PCって新機種が毎年出ますよね。MacBook Airも今年2025年にM4が出たのに来年はM5版が出るようです。来年は、 iPhone用Aシリーズチップを使った低価格版MacBookの登場も予想されています。

Macを買おうと思うと毎度の話なんですが、こういった予想されている新製品の情報を気にしだすと現行機種が見劣りしてしまうんですよね。でも、新製品を待っていたらいつまで経っても買えません。Macを買うベストタイミングは、欲しくなった今がその時 というのも昔から言われていることだと思います。

踏み切った理由

結局、このタイミングでの購入に踏み切った理由は、価格です。

現在のMacBook Air M4は、MacBookシリーズの中ではエントリー機種の役割を担っているので価格が抑えられており、ネットで見ていてもノートPCの中でお買い得な部類のように見えます。しかし、来年低価格版MacBookが出るのだとすると、同じく登場する見込みのMacBook Air M5は製品ラインナップ的には現在より上位の中級機種の位置付けになって、価格が値上がりするような気がします。

また最近、円安がますます進行していますが、高市政権の政策の方向性からすると円高に振れることは考えにくいのではないでしょうか。だとすると、現在のMacBook Airの価格が決まった時よりだいぶ円安になっているので、次の新製品が出る時には円建て価格は現在より高くなるのではないでしょうか。

こうしたことから、MacBook Airを買うなら来年以降に先延ばしするより、今買った方がいいのではないかと思いました。

さらに、ダメ押しになったのは、Amazonブラックフライデーセール。今回のセールではMacBook Air M4が15%OFFとなりまして、これはもう買うしかない!と、ポチッと行ってしまいました。

インプレッション

というわけで手に入れたMacBook Air M4。サイズは古いヤツと同じ13"で、色はミッドナイトにしました。

到着したマシンを手に取って見ると、期待通りのカッチリした感覚の筐体。剛性感があります。ミッドナイトの色合いはイメージしていたよりツヤがありました。サイズは、古い2011 Midよりも縦横とも1cmづつ小さくなっています。

動かしてみると画面の発色が綺麗です。しかも美しいグラデーションのグラフィックスがスムーズに動いて、2011 Midからの時の流れを感じます。

性能的には、自分の用途では十分すぎてオーバースペック。何をするにも素早く、スムーズに動いてくれて快感です。MacOSもTahoeになってLiquid Glassなどの新しい機能が追加されたので、これから新機能を使って環境を整えていくのが楽しみです。