今週、妻とロンドンとパリに観光旅行に行く予定です。
昨年は昔住んでいた米国ボストンに行きました。妻は、これを含めてアメリカには何度か行ったことがありますが、ヨーロッパには行ったことがありません。私は海外出張にしばしば行っていた時期があり、パリやミラノ、フランクフルトといったヨーロッパの都市にも何度か足を運びました。その経験から、アメリカとヨーロッパはやはり違うという印象があり、妻を一度ヨーロッパにも連れて行きたいと思っていました。
今回、このタイミングで旅行する積極的な理由は特段ありません。一番の理由は、今ならまだ、妻と私の親の介護がほとんど必要ないので、親が元気なうちに行ってしまえということでしょうか。この先、親の介護が終わった後は、我々自身の年齢が進んでしまって旅行する元気もなくなりそうということでもあります。
海外旅行も出発目前になるといろいろと不安にかられます。
まずはとにかく、中東情勢、石油不足は大丈夫なのかという点。何も今このタイミングで海外旅行しなくてもいいのでは、とこの時点では思うのですが、今回の旅行の航空券は半年前に購入ししかもキャンセル有償。行かざるをえない、ということです。チケット購入時点、つまり今年の年頭の時点では、突然トランプ政権がイランに戦争を仕掛けるという予想は全くなかったと思います。そんなことが起きると知っていれば、海外旅行しようなんて考えなかったのですが……今のところ、国際線も現地の交通機関も普通に運行しているようですけれども、何が起こるかわからないというか、とにかく漠然とした不安感があります。
それから、天候。昨年のボストン旅行は 8月の終わりに行き、現地の蒸し暑さに結構参りました。観光だとどうしても歩く距離が長くなるので、一日の終わりはぐったりとなった記憶があります。その経験も踏まえ、今回の旅行は本格的に暑くなる前の初夏、6月に行くことにしました。ヨーロッパには梅雨はないので、6月は爽やかな初夏の気候が楽しめそう、という目論見だったのです。ところが、我々が旅行する今週は、ロンドンもパリも雨。どうも、日本の梅雨時のように一日中降っていることではなさそうではありますが、ネットの天気予報で連日、カサのマークが並んでいるのをみるとどうにも鬱陶しそうな気がしてしまいます。しかも、「ヨーロッパも異常高温」というニュースが出たにも関わらず、今週は予想最高気温が20度に満たない日が続いています。どういう天候を想像すればよいのか、不安です。
最後に自分たちの体力と旅行センス。旅行センス、というのは私が考えた言葉です。海外旅行って、英語などのコミュニケーション力や、現地の交通やホテル・レストランを利用する際の細かな観察力、トラブルを未然に避ける注意力・直感力、といったものを総合した、「なんとかうまく旅行する」能力というか、うまくやるセンスが必要だと思うんですよね。これを仮に「旅行センス」と呼ぶとして、問題は、体力が尽きると頭の働きも遅くなり、この旅行センスが働かなくなるという点です。年齢が進んで体力が落ちてきているので、どこかで旅行センス低下によるトラブルを起こすのではないかと、今から心配になっています。




