3月21日、三省堂神田神保町本店〜神田ふれあい橋

3月21日は春分の日の三連休中日の土曜日。天気が良く暖かくなってきたので家にこもっていてはもったいないということになり、妻と神保町周辺に散歩に出かけることにしました。

お目当ては、最近新装開店した三省堂本店。それと、妻の推し関係の聖地探訪です。

三省堂神田神保町本店

三省堂の新本店、エントランスは人が大勢でうまく写真が撮れませんでした。天気が良い春先の連休ですから人が詰めかけるのも仕方がありません。自分たちもその一員ですし。

エントランスから入ると平台が並ぶ通路があり、その両側に本棚が並んでいるのですが、奥の本棚ほど背が高くなっていて、通路を挟んだ谷間のような特徴的な売り場作りになっていました。実際、この一階の売り場には「知の渓谷」という愛称がつけられているようです。(三省堂本店のフロアガイド)売り場の写真は撮れないので、撮影OKのフロアガイドの写真を撮りました。

このフロアガイドの一階部分を拡大して見ると、「知の渓谷」のイメージが伝わるでしょうか。1Fフロアは天井も高く、歩道に面した大きな窓からの光で明るく、広い空の下に広がる開放的な本の渓谷という雰囲気でした。

最近、新しい図書館は凝った設計のところが多いですが、書店のフロアプランは保守的なところが多かったように思います。この「知の渓谷」はモダンなデザインの図書館のようで格好よく、隅から隅まで探検したくなりました。

しかし、かなりの混雑のため、まずはざっと見回して、私の趣味のSFや翻訳小説を探します。すると、今読んでいるクリストファー・プリーストの『不死の島へ』の表紙がこちらを向いているのが目に入りました。下りエスカレーターの降り口手前の2、3個の書架が海外SF、日本SFのコーナーのようでした。

本当はこの2倍3倍の書棚がSF用としてあれば嬉しいのですが、今時、海外SFだけで書架一本を確保してもらえるだけで珍しく、贅沢は言えません。実際、国書刊行会や創元海外SF叢書といった「その筋の本」の背表紙が並ぶ書棚には気分がアガリました。

1Fは単行本中心で文庫本は2Fとのことです。単行本を1冊選んだあと、文庫コーナーを見るために2Fに移動しました。2Fは1Fと打って変わって、窓のない密室的な雰囲気です。フロアの中心部には背の高い専門分野別の書棚が並び、壁際が会社別の文庫本コーナーになっていました。専門分野の書棚も観たかったのですが、こちらも大混雑のため、創元SF文庫から一冊ピックアップして撤収することにしました。結局、SFを単行本1冊・文庫本1冊購入しました。(購入本について書いた読書感想ブログの記事

喫茶店「ミロンガ ヌオーバ」で昼食

三省堂を出たところで時間はお昼前。早いところ昼食のお店を決めないと混んでしまう、ということで焦ってすずらん通りに向かいました。妻は推しにまつわる喫茶店「Cafeラドリオ」に行きたかったようなのですが、すでにかなりの行列ができています。ラドリオ近くの喫茶店「ミロンガ ヌオーバ」さんに席があったので、こちらで昼食を摂らせていただくことにしました。(SPURの紹介記事「【もっと神保町】シリーズその⑤ 老舗喫茶店〈Part1〉『ミロンガ ヌオーバ』&『珈琲館 専大前本店』

こちらのミロンガも、古くからの名店が数年前に新装開店したお店とのことです。新しい店といっても、内装は古いお店のものを活かした味のある雰囲気です。アルゼンチンタンゴが流れる中、ドライカレーとブレンドコーヒーをいただきました。ドライカレーはこれぞ喫茶店メシという感じで懐かしい感じがしました。

神田ふれあい橋へ

ミロンガでゆっくり食後のコーヒーを味わったあと、靖国通りを歩いて秋葉原駅近くの神田ふれあい橋に向かいました。

靖国通りのスポーツ店街を抜けたあたりの老舗蕎麦屋・神田まつやさん、大勢の人が並んでいてびっくり。春のお蕎麦も美味しそうですもんね。まつやさん向かいの桜も綺麗に咲いていました。

万世橋を渡って秋葉原側に入り、JRの線路をくぐって神田ふれあい橋に到着。

この神田ふれあい橋は、秋葉原南の神田川にかかる歩行者専用の小さな橋です。JRの線路橋のすぐ脇に隠れるようにかかっている橋で、今回訪れるまで、私はこんな橋があるとは知りませんでした。

なんでこの橋に来たかというと、妻が推している宮本浩次氏の「 風と私の物語」のPV(この曲は、宮本浩次がADOに提供した曲で、このPVは宮本氏が同曲をセルフカバーしたもの……とのこと)に登場するからです。


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このPVの3'45"辺りから、宮本氏が神田ふれあい橋の上で歌うカットがいくつか入っています。妻は、推しと同じ場所に立てて満足したようでした。このPVには、雑司ヶ谷の富士見坂・日無坂も印象的に登場していまして、次の機会はこちらに行くことになりそうです。