国宝・曜変天目茶碗を見に、丸の内へ

今日は、朝、都議選の投票を済ませた後、滅多に見られない(と思う)国宝の曜変天目茶碗を拝見しに丸の内の静嘉堂文庫美術館に行ってきました。

その後、丸の内のおしゃれなカフェでランチを食べ、お土産にクッキーを買って帰宅。丸の内は、きれいに街路が整備され人も少ないので、週末のんびりお出かけするには良いところかもしれません。物価は高いけど。

静嘉堂文庫美術館「黒の奇跡・曜変天目の秘密」展

ということで、朝、投票に言った後、東京・丸の内に出発。日差しが強く、東京駅から街路樹やビルの影を伝って歩いて美術館のある明治生命館に到着。

12〜13世紀に中国で作られた曜変天目茶碗。現存するものは世界に3個しかなく、その全てが日本の国宝になっているといいます。この曜変天目茶碗については、製作の経緯や日本に渡って来た由来など謎だらけのようで、以前その謎について書かれた本を読んで以来、実物を見てみたかったのです。

国宝の曜変天目三椀のうち、稲葉天目と呼ばれる一椀が東京の静嘉堂文庫に、残る二椀は大阪・京都にて収蔵されているとのこと。私の場合一番近いのは静嘉堂文庫美術館ですが、常に展示されているわけではないようなので、なかなかお目にかかれませんでした。今回、この茶碗をメインにした収蔵品中心の企画展が開かれたので忘れないうちに行かないとと思っていたら、なんと本日が最終日。

せっかくの機会ではあるものの、最終日とあって美術館内はかなりの混雑。お目当ての曜変天目だけではなく、主だったギャラリーにはそれぞれ列ができていて、ゆっくりじっくり見るというわけには行きませんでした。まあ、貴重な収蔵品の展示、しかも週末の最終日では仕方がないですね。以前、興福寺の国宝館を見にいった時は、普通の週末に普通に行ったのに館内にいるのが自分たち夫婦だけ、というシチェーションで、ビックリしながらもじっくり拝観できたという経験があるのですが、なかなかそういうことはありません。

それでも、国宝の実物は、不思議な魅力がありました。特別扱いで個別の展示台に置かれた稲葉天目は、外側は黒釉の、ある意味地味な見た目。しかし、椀の内側には独特のなんとも表現しがたい不思議な斑が散りばめられ、見つめると、一つの不思議な世界を覗いているような、心がゾワゾワしてくる不思議な感覚がありました。写真では何度も見ているのですが、こうした心のざわめきを感じたことはありませんので、実物を見るというのは不思議なものだと思いました。

国宝をはじめとする銘品・名物の鑑賞の後は、ミュージアムショップで記念のお土産購入。今回は、絵葉書・マグネットに過去の展示会の図録を購入。今回の企画展は残念ながら図録の製作は無しとのことでした。

ランチとお土産(クッキー)

美術館を出たところで、ちょうどお昼時。静嘉堂文庫美術館のある明治生命館のとなりの丸の内ブリックスクエア/三菱一号館ブロックのカフェで昼食。パティスリー&ブランジュリーということなので、夏季限定というパンを妻と二種づつ選んでシェアしました。

このカフェがラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション、という仰々しいお名前でビビりましたが、流石に美味しかったです。

お腹が落ち着いたところで、妻が行きたいと言うシヅカ洋菓子店の丸の内店へ。

なんでも、以前人からいただいたのだけど、あまりに美味しかったので私には秘密にしていたとのこと(ひどい)。今回は、みっちり詰まったセットを買ったので、帰宅後、私の口にも入りました。

そんなこんなで帰宅したのは、午後三時前。ちょっとした気晴らしのお出かけ、というところです。丸の内は、街路が整っていてきれいなお店も多いのに、人出が少なくて、のんびり過ごすにはいいところかもしれません。