ブログ執筆、というと硬すぎる。ブログ作成というのもなんかちょっと違う気がする。ということで、ブログ書き、というこなれない言葉を使っています。「ブログの記事を書くこと」を表す、何か気楽な言葉はないものか。昔は「ブロギング」というのも一部で使われていた気がするんですが、結局流行らず死語になったようですね。
ブログの再開にあたり、そのブログ書きの環境を見直したので、何件かの記事に分けて投稿しようと思っています。
これまでのブログ書き環境
そもそも、自分のIT環境・ネット環境は、こんなものです。
- ゲーミングPC(デスクトップ) 息子が2020年ごろに組んだゲーム用のPC。Windows 10。2023年あたりに数万円で息子から買い取って引き継いだ。
- MacBook Air(13インチノート) 2011年に買ったITの世界では年代物。ウェッジシェイプのアルミボディが美しく、USキーボードなことがちょっとしたこだわり。
- iPhone SE3
前回ブログ書きに盛り上がっていた2021年頃までは、上の環境のなかのMacBook Airを使って記事を書いていました。その当時ですでに10年選手ですが、ブログ書きやら簡単なPythonプログラミングにはまったく問題なく、Macは長持ちで結構、結構などとお気楽に使っておりました。
ところが、今回、ブログを再開しようとして、改めてMacBook Airの状況を確認したところ問題発生!
ロートルMacBook Airに問題発生
14年もののMacBook Airですがハードウェアとしては問題はなさげで、キーボードもトラックパッドもディスプレイも問題なし。SSDは触っているだけでは状態がわかりませんが、休みの日にちょろっと使うだけ、しかも月単位で止まったままという使い方なので、まだ寿命はあるだろうと判断。バッテリーだけは流石にヘタっていましたが、全体としてみると、ブログ書き用途ではまだまだ使えそうです。
問題はOS周りにありました。私のMacBook Airで使用できるMacOSの最終バージョンは、Mac OS 10.13 high sierraというものです。で、2025年の現在、このバージョンのMac OSにはGoogle Chromeの最新版がインストールできないことに気づきました。
ただでさえOSがメンテ・サポート終了版なのに、その上、Chromeのバージョンが古い状態というのは、いくらなんでもまずいのでは? このMacBook AirのOSが古くなりすぎちゃった問題を解決しないとなー、というのが、ブログ再開を考えていたころの状態です。
素直な解決をしたくない
素直に考えれば、ノートPCの他にデスクトップPCを持っているのだから、ノートに問題が起きたらデスクトップを使えばいいじゃない、ということになります。しかし、この一番素直な解決をしなくありませんでした。
デスクトップPCって画面に集中して使う前提なんで、姿勢がどうしても、ディスプレイに向かった前のめりになりますよね。たとえ、机・椅子まわりを工夫して、そっくりかえって使うようにしても、ディスプレイと目の距離が離れてテキストが読みづらくなるし。動画を眺めるくらいなら、あまり姿勢にこだわらなくてもいいかもしれないですが。
一方、ブログの記事を書くときって、もっとリラックスした姿勢で書けるようにしたいというのが私の考え。実際にブログを書くシチュエーションを考えると、デスクにノートPCを置いて使うだけではなく、食卓で妻と会話しながら、とか、ソファーやベッドでリラックスした姿勢で、とかいったスタイルがとれないとどうもしっくりこないのです。
もう一つの素直な解決は、古くなったMacBook Airを別のノートPCに買い換えること。これも当たり前なやり方ですが、ノートPCってお高いですよね……というが問題。今更別段、Macにこだわるわけではないものの、上に書いた用途からするとホイホイ持ち運べるお手軽コンパクトなフォームファクターは譲れません。そうすると、それなりのお値段は覚悟しないといけないわけで、ちょっと考えないとな、となりました。
ブログ書き環境に求めるもの
それでまずは、自分がブログ書き環境に求めるものは何か考えてまとめたのが、次のリストです。
- キーボードが必要 私はスマフォのフリック入力もソフト・キーボードも苦手で長文を書くのがつらいタイプ。リラックスしてブログを書くには、物理キーボードが欠かせません。キータッチを求めてメカニカルじゃないとなんてレベルのではないので、多少簡易的なものでもOK。
- タッチパッドがいい ポインティングデバイスというやつがないと今どきは、Webサーフィンもできません。じゃあどういう方式かと考えれば、もちろんマウスが一番なれているわけですが、ソファーやベッドでは使いにくい。タッチパネルは、iPhoneの細かい操作がうまく行かなくて困っている年寄りなので、これもアウト。まあ、MacBook Airで使い慣れているタッチパッドがベストとなりました。
- YouTubeの再生で困らない程度のパワー なにせブログ書き用という話なので、マシンパワーは大して必要なし。YouTubeの再生で全画面表示にしてもガクガクしない程度のパワーで十分です。この程度だと、今どきなんでもできますね。
- Pythonプログラミングができる まだプログラミングの勉強を再開することを諦めていないので、Python実行環境があると嬉しい。でも、勉強程度ならクラウド上のサービスでできなくもないわけで、選択基準としてあまり意味がないかもしれません。
- ようするにGoogle Chromeが動けばいい 以前の環境でも、ブログ書きのエディタには、GoogleドキュメントのMS Wordもどきワープロソフトを使っていました。それをそのまま続けるなら、ようするにChromeが動けばなんでもいいんだ、となって選択肢が広がりました。しかし、一つだけトリッキーな要素があって、それは次の点。
- 艦隊これくしょん〜艦これ〜がやりたい 仕事が忙しくてメゲている時期(いや、もっと以前から)放ったらかしにしてきたゲームに「艦隊これくしょん」がありまして、これも再開したいと思っています。艦これはブラウザゲームですからChromeが動くならできるじゃない、という話ではあるのですが、トリッキーなのは、iPhone・iPadだと、Chrome上でも艦これが動かないという仕様上の問題がある点です。
新しい環境選び
これらの「求めるもの」を念頭に置いて、新しい環境を考えてみたのですが、意外と迷走しました。
まず(ちょっと)考えたのは、iPadを買うというもの。Macを使ってきたユーザーが、それほどスペックの必要がなくなったのでiPadに切り替えるというのは、これまた素直な話。Apple製品ということで感覚も同一ですし、(お高いですが)かっちょいいMagicキーボード&トラックパッドのオプションもあって、キーボードの要件もばっちり。艦これをやりたい、という話がなければ、安めのiPadを買ってOK!としていた可能性大ですが、やっぱり艦これも捨てがたいのでパス。
次に考えたのはAndroidタブレット+Bluetoothキーボードを買うというパターンです。iPadでなければAndroidタブレットという単純な考えですが、これまでAndroidにあまり触れなかったこともあって、「新しもの」という観点でかなり惹かれました。最近は中国メーカーの実力も上がって、見た目も能力もかなり良くなっているように見えますし。
それでAndroidタブレットにどういうものがあるか調べはじめたのですが、とにかく困ったのがメーカーと製品の多さ。土地鑑が無い分野なので、自分が求めるレベルと製品の対応がイメージできず難儀しました。それでもネットの記事をあれこれ読んだり、ECサイトのランキングを見たりして、なんとかXiaomi Pad 7シリーズあたりかねぇ、と目星をつけるところまで辿り着きました。
そこでハタッと気づいた(気づいてしまった)のは、Androidタブレットでいいというのは、イコール、Chrome上でなんでも済ますつもりということで、Chromeが動けばいいなら、それはChromebookでいいのでは、という話。
製品を比べてみても、目星をつけたAndroidタブレットとChromebookはだいたい同じくらいの価格帯に見えます。Chromebookって最近流行ってはいないみたいだけど、触ったことがないのでちょっと気になる。Androidはこれからもどんどん新しいアプリが出るだろうけど、ChromebookでもAndroidアプリが動くという話もあるし、キーボード・トラックパッド環境はChromebookの方が安定しそうだし……と、新しいマシンを買う際の楽しい悩みの段階に入ってしまいました。
結局、どうすることにしたか
こういうスペックで決められない状態になると、最後の決め手は思い入れ 、ということになります。
AndroidタブレットやChromebookについてネット情報を探してあれこれ読んでいるうちに、ふとした拍子に、古いMacBook AirにUbuntu(つまりLinux)をインストールして使うという記事が目に入りました。なるほど……そういう手もあるか……
これまで新しい機械を買うというお楽しみにばかりに気を取られていたところに、愛着のある機械を使い続けるという新しいオプションが登場。しかも、このオプションの良いところは、実質、無料、という点。試してみてうまく行かないようなら、新しい機械を買えばいいということです。
結果、愛機のMacBook AirにUbuntuと異なるLinuxのディストリビューションをインストールして再生し、この記事を書いています。このLinuxのディストリビューション選びにもあれこれありまして、次はその件について書きたいと思います。