週末文書

とりあえず、まぁ、週末です。

GW温泉旅行・南会津芦ノ牧温泉〜猪苗代・裏磐梯〜仙台

GW10連休の3日目〜5日目にかけて、家族四人で温泉一泊+妻の実家一泊の小旅行に行ってきました。

行き先は、南会津と仙台です。仙台の妻の実家に用があったということ、福島の山の方はまだ桜も見られるのではないかということで、会津の温泉に行くことにしました。会津では、平地は流石に桜が終わっていましたが、ちょっと山の方に行くとまだまだ満開の桜が見られました。天気が悪かったため、ゆっくり桜を愛でるということはありませんでしたが、道を過ぎていく中で、芽吹いた柔らかな緑の中に点在する山の桜の色のコントラストがなかなか素晴らしかったです。

1日目:甲子道路を通って南会津芦ノ牧温泉

一泊目は、南会津芦ノ牧温泉丸峰という温泉ホテルに止まりました。

Googleマップで調べると、東京から東北自動車道を北上し、白河ICから国道289号線(甲子道路)で山間に入って甲子高原を通り、下郷町国道121号線(日光街道)に出るというルートが推奨されます。

国道121号線を通るのであれば、日光・鬼怒川から入って山間ドライブを楽しみたいという気持ちがあったのですが、家を出るのが遅めになったのでGWの渋滞を考慮して断念。白河経由の最短ルートを取ることにしました。結果的には、これで正解というか、東北道が大混雑でとても遠回りする余裕はありませんでした。東北道は、羽生PAの前後が渋滞スポットになってしまったようで、行きも帰りも大渋滞で難儀しました。

さて、往路の甲子道路、自分の車のカーナビの古い地図には道路が載っていません。甲子道路 - Wikipediaを読むと、開通したのは2019年3月25日ということですから、まだ出来たてホヤホヤ。Wikipediaの記事からはかなりの難工事だったことが伺えますが、今回通った甲子トンネルもトンネル内の段差修復中で荒れており、ちょっと怖かったです。

途中で寄った道の駅しもごうからは、まだ雪の残る山々の姿が美しかったです。
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道の駅しもごうでは、お土産に開当男山酒造の南山純米吟醸 という日本酒を買いました。すっきりしつつも落ち着いた日本酒らしい味の酒で、憶えやすい名前といい、また買いたい一本です。

渋滞にはまったり途中でのんびりしていたら、ホテル・丸峰についたのは17:30ごろの遅めの時間になってしまいました。今回は奮発して、露天風呂付きの部屋です。朝、露天風呂につかってのんびりと靄が漂う渓谷を眺めるのはいい気分でした。ホテルの食事はまあ普通でしたが、会津地鶏の蒸し料理がおいしくて印象に残りました。

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宿のお土産には、有名な榮川と迷いつつ、高橋庄作酒造の会津娘を購入。これはまだ開けていないので楽しみです。

2日目:会津若松猪苗代湖裏磐梯

一日目は曇りが続くなかで晴れ間も見えましたが、二日目は小雨模様の天気となりました。天気が悪いのでどこかを歩いて回るのはあきらめ、ドライブで過ごすということにしました。

宿を出た後は、まず会津若松市内に出ました。鶴ケ城の脇を通って、立派な石垣とお堀を拝見した後、七日町の商店街を通りました。七日町は古い町並みがきれいに整備されていて、天気が良ければぜひ散策したかったところです。

会津若松市内の後は猪苗代湖へ。雨にけぶる湖を眺めながら、道の駅猪苗代で休憩しました。この道の駅猪苗代は、規模が大きなきれいな施設で、じゃらんの2018道の駅満足度ランキングでも全国4位の高評価だったようです。

道の駅猪苗代からは、北上して裏磐梯へ。ここも天気が良ければ、五色沼はじめ散在する湖のほとりを散策したかったところ。雨も強くなってきたためあきらめて、裏磐梯高原ホテルのラウンジでのんびりコーヒーを飲んで休憩することにしました。このホテルは、敷地内の小ぶりな沼の向うに磐梯山が望めるすばらしい眺望が売りなはずですが、本日は磐梯山は雲に包まれていて残念。ホテルの雰囲気自体は素晴らしく、いつか泊まってみたいと思いました。

裏磐梯高原ホテルからは、磐梯吾妻レークラインを通って森林ドライブ。夏秋は、森の隙間から見える湖が大変美しいルートです。今回は雨の上、GWではまだ木々の緑も薄く、季節が少々早すぎたかもしれません。レークラインから東北自動車道に出るには、磐梯吾妻スカイラインを通るのが観光ルートの定番です。ところがところが、肝心の吾妻山の噴火警戒レベルがようやくレベル1まで下がったばかりで、スカイラインが通れるようになるのは5/31からということです。天気も悪いため、おとなしく国道115線ルートを通りました。その後は、ごく順調に東北道を通って仙台の妻の実家に着きました。

3日目:東北道大渋滞

2日目の夜は仙台の妻の実家で、ばあちゃん(義母)特製の煮物に舌鼓をうちながら、地酒(前述の南山)を飲んでまったり過ごさせてもらいました。

翌日3日目は、午前中は雨も上がり、じいちゃん(義父)の墓参りに行きました。墓参りを済ませた後、渋滞がひどくならないうちにということで、仙台宮城ICから東北道に乗って東京を目指しました。仙台宮城ICでは午前中だというのに下り出口に渋滞ができて料金所から本線まで列ができる混雑で妙だなと思ったのですが、その後の上りの渋滞もひどくGWの交通量の多さを甘く見ていたようです。

まず、福島トンネルを先頭にした渋滞がありましたが、これはまだ序の口。結局、那須を過ぎた黒磯あたりから羽生PAを過ぎたしばらく先までノロノロ〜低速運転の状態が延々と続き、結局、東京の家についたのは20:00あたり。途中で休憩した時間を引いても10時間以上はかかった感じです。東北道も渋滞がひどいときはひどいとは言え、これまでで最悪だったかもしれません。

とは言え、家に帰ればそれなりにホッとするもの。家族でTVを見て、自分の布団でゆっくり寝ました。旅行に行った後、普段の布団でまたのんびりできる長い休みもまたいいものです。