トルコ至宝展@国立新美術館、コードの写経
今週やったこと
今週は、国立新美術館に『トルコ至宝展〜チューリップの宮殿 トプカプの美』を観に行きました。(貰い物のチケットがありまして……)
16世紀〜18世紀あたりのオスマン帝国の皇帝が所有・使用していた衣服や敷物、家具、食器、装飾品などのさまざまな物品を展示するものです。物品といっても、皇帝の持ち物ですから、=宝物。大オスマン帝国の富と威光がうかがわれる高度な工芸品の数々は見ごたえがありました。
始めて知ったのですが、オスマン帝国ではチューリップが意匠として盛んに用いられ、ほとんどあらゆる品にチューリップの意匠が取り入れられていました。トルコ語でチューリップは「ラ一レ(lâle)」と言うらしいですが、この言葉をアラビア文字で表記して文字の並びを変えると「アッラー」となること、また、アラビア文字で表記されたラ一レを逆に読むとトルコ国旗のシンボルでもある三日月(ヒラール)と読めるとのこと。これらの理由から、オスマン帝国ではチューリップの意匠が盛んに用いられていたということです。
読書
先週から引き続き、グレッグ・イーガンのビット・プレイヤー (ハヤカワ文庫SF)を読んでいます。イーガンは重苦しい話が多くて構えてしまい、ついつい「小説家になろう」に逃げてしまってなかなか進みません。
今週やったこと(週末プロジェクト)
「Python初心者に送る「人工知能の作り方」 - すなぶろ」の写経
本を読んだだけでは「自然に手が動く」ところまで行かないので、ネットの先達が公開されているコードを写経してPythonのコードに慣れていこうと考えています。ちょうど、「Ruby初心者向けの書籍『恋するプログラム』をPythonに書き直し、さらに噛み砕いて説明してみようという試み」で公開されているコードがありましたので、こちらの写経を始めました。
このすなぶろさんの記事は全7回になっています。今週は、そのうち3回分を写してみました。この3回分では、デコレータであるとか、リスト内包表記であるとか、入門書には登場しない書き方を知ることができました。
4回目以降は、形態素解析モジュールなどを使ったより高度なコードになっていくので、中身を読んで動かしてみるのが楽しみです。
次にやること(週末プロジェクト)
人工無脳の設計
- 「元気が出る会話」とは何か決める
- → とりあえずの開発目標として、気晴らし&ペットというストレス管理の切り口から、「人工ペットに言葉を教える」なんていう会話モデルで考えてみようと思います。
- 人工無脳の実装方式を決める
- 過去事例の調査
- →次は、ネット上で公開されている人工無脳を集めてみようかな。
- →夢みるプログラム ~人工無脳・チャットボットで考察する会話と心のアルゴリズム~も読んでみよう。
- 目指す「会話」に合う方式の選定
- 過去事例の調査
人工無脳の開発
- プログラミングを学ぶ
- 次は、Python初心者に送る「人工知能の作り方」 - すなぶろを写経してプログラミングになれる。できれば、自分なりの工夫を加える、といったあたりをやってみようと思います。
- プログラミング環境を整える
- プログラムを設計・開発する
人工無脳の公開
- 公開環境を整える
- 運用体制を整える
- プログラムを公開する